僕は自宅に家具をできるだけ置きたくないタイプ。ミニマリストまではいかないけど、なるべく余白を作りたい。その為に家具は必要最低限にするべき。
なんだけど、僕はロードバイクを持っている。20万もしたし大事な物だから外に置くわけにもいかない。
とはいえ、狭い家の中に置いておくにはデカすぎて邪魔になるから僕は壁掛け収納を活用している。
今回は、僕が壁掛け収納に至った経緯やどうやって賃貸で壁掛け収納を実現させたかをお伝えしていく。
ロードバイクを室内保管にした理由
高校生の時にバイト代を貯めて買った思い出のロードバイク。昔は友人と佐渡ヶ島に行ったり山を登ったりして楽しんでいたんだけど、なかなか昔みたいにはいかない。
実家では自転車部屋まで作って室内保管していたんだ。
初めて実家を出て一人暮らしをしていた時は、1K7帖の部屋だった。ロードバイクは室内保管をしたいと思っていたんだけど、ベットやらテレビやらを置けば当たり前だけどそんなスペースは無くなる。
だから仕方ないけど外に保管していた。でも、外保管は思っている以上にロードバイクを傷つける行為だったと気付いた。
友人に相談したら、壁掛け収納を活用していると聞いて実際に取り付けることにしたんだ。
【室内保管のメリット1】錆びないし汚れない
外保管はチェーンが錆びついて動きは悪くなるし、車体も埃でめちゃくちゃ汚れるから油を差したり汚れを落としてはいたんだけどキリがない。
他にも色んなネジが錆びつくし、ブレーキは効きにくくなるしで色んな不具合が出てくるわけなんだけど、これが危ない。
ロードバイクは普通に漕いでもそれなりのスピードが出るから、整備不良の車体に乗るのは危険。自分が怪我するだけなら良いけど、ブレーキが効かなくて他の人を巻き込んでしまうなんて事もあり得る。
そんなリスクを室内保管なら防ぐ事ができる。
【室内保管のメリット2】盗難のリスクが低い
自転車の盗難は凶悪犯罪だと思っているんだけど、やる人はやる。実際、僕もママチャリを2度盗まれた経験がある。
ロードバイクはそこそこ値段のするパーツがくっ付いてるし、簡単にバラすことが出来てしまう。だから車体だけを守ってもダメ。
太〜い鍵を掛けていても特殊工具でぶった斬る輩もいるから、どんなにセキュリティを強化しても外保管である以上安心は出来ない。
ロードバイクを守る為には室内保管が1番安全。
【室内保管のメリット3】カッコいい
とにかく室内保管はナイスなインテリアになる。僕の家はあまり物が無くて殺風景なんだけど、ロードバイクがあるだけで粋な部屋になる。
好きな物が家の中にあるだけで気分は上がるし、毎日ウキウキ。
ただ室内保管にするだけではダメ
大事なロードバイクを守れる室内保管だけど、デメリットもある。
人によって何がデメリットになるかは変わると思うんだけど、僕が感じた室内保管のデメリットを伝えたい。
壁に傷、汚れがつく
ロードバイクを部屋のど真ん中に置くわけにもいかないから、最初は壁に沿わせて置いていた。
ロードバイクをそのまま壁に立てかける形。
今考えれば当たり前なんだけど、これだとペダルとかハンドルが壁に当たって傷がついてしまう。
賃貸だからあまり汚しすぎるのはよくない。出る時にたくさんお金を取られてしまう。
ロボット掃除機の邪魔になる
僕の家には優秀なお掃除係がいる。名前はウォーリー。
ロードバイクを壁に立てかけていると、ウォーリーの邪魔になってしまう。以前、壁に立てかけていたロードバイクがウォーリーによってぶっ倒れた事があった。
ロードバイクが倒れると危ないし、ウォーリー・ロードバイク共に破損の危険がある。
だから少しでもウォーリーの邪魔にならない様にしないといけない。
ラブリコなら賃貸でも壁掛けが作れる
壁掛けにするには壁に穴を開けないといけないと思っていたんだけど、ラブリコを使えば壁に穴を開けず壁掛け収納を実現できる。
TVでも特集されている事もあるから知っている人も多いと思う。ロードバイク保管の他にも色んな使い方が出来るから、賃貸暮らしで収納を増やしたい人にはとても便利なツール。
ラブリコはロードバイクを浮かせる事ができる
ラブリコを使えばロードバイクを浮かせる事ができる。
これでお掃除ロボも問題なく稼働できるから、安心して掃除を任せる事ができる。お掃除ロボを導入していない人でも、掃除は格段に楽になるはずだ。
テレビなんかも浮かせる事ができるから、掃除がしにくいと感じている人やテレビを好きな高さに設置したいと考えている人にも使えるはず。
ラブリコはデッドスペースを活用できる
僕の家は活用できていないんだけど、上手くやれば壁のデッドスペースを活用できる。
例えば、
- デスクの上に棚を作りたい
- キッチン小物を壁に収納したい
- 壁に観葉植物を飾りたい
といった願望も叶えられる。
ロードバイク壁掛け収納に必要なもの
材料は以下の4つがあればOK
- ラブリコ(強力タイプ)
- 2×4木材
- MINOURA 自転車 ディスプレイスタンド
- 電動ドライバー
作り方① ラブリコを購入する
ラブリコにも種類があって、それぞれ耐荷重が決まっている。ロードバイクを掛けるにはそれなりの強度が必要だから、僕は耐荷重40kgのやつを買った。
作り方② 壁の高さを測って、使う木材の長さを決める
ラブリコを使うには、床から天井までの長さピッタリの木材を買ってもダメなんだ。
製品によって「天井高より−〇〇mmの木材を用意してください」との記載がある。僕が使った ラブリコでは、マイナス120mmだった。
必ず先にラブリコを購入しよう。
詳しい使い方や、使用する木材はラブリコによって違う。天井からマイナス何cmに設定すれば良いのかも、ラブリコによって違うから、必ずラブリコの説明書を読んでから木材を買う様にしよう。
作り方③ 2×4材を買ってくる
近くのホームセンターに行って2×4木材を買って来よう。僕は車を持っていないけど、 timesのカーシェアリングを利用して木材を運んだ。
ホームセンターでは軽トラックの貸し出しもしているから、車を持っていない人は活用していこう。
木材はホームセンターで1カット50円でカットしてもらえる。事前に自分の家では何センチの木材が必要なのかを確認しておこう。
作り方④ 説明書を見ながら設置+ディスプレイスタンドの取り付け
まずは、ラブリコと2×4材を組み立てて壁に設置する。真っ直ぐに設置できているかは水平器を使って調べよう。
水平器は買っても良いけど、スマホのアプリを使うのがお金が掛からなくて良い。
次に、ロードバイク用ディスプレイスタンドを2×4材の好きな場所に取り付ける。部屋のバランスとか、どんな感じで収納したいかを考えて場所を決めよう。
位置が高すぎるとロードバイクを取り出す時に大変だし、低すぎれば床に置くのと変わらなくなってしまうから、自分にとってちょうど良い高さを決めよう。
ちなみに僕は特に何も考えずに取り付けた。不自由はしていない。