筋トレについて調べていると、いろんな情報を耳にすると思います。
僕自身も筋トレを始めたての頃は「もっとデカくなる方法は無いかな」「どんな種目が一番いいのかな」なんて考えていました。それ自体は全然悪いことではなく、むしろいいことだと思います。デカくなりたい一心で色々な情報を集めて実践する。とても良いことです。経験をすることで今後の為にもなりますしね。
でも、ネットに出ているものはあくまで1つの例であって、「正解」ではありません。その種目、メニューを実践することも大切ですが、それを継続できなければ意味がありません。
僕もそうでしたが、誰かの真似をしても時間的な問題や、体力的な面で継続できない事がよくありました。今回は、筋トレで何よりも大切な「継続」するためにはどうすれば良いのかを考えてみます。
筋トレで1番大切なことは「継続」
さっきも言いましたが、どんなに素晴らしいトレーニングプログラムを実践することよりも大切なことです。そして、一番難しいことだとも感じています。
トレーニングには「原理原則」と言って、守るべき絶対的なルールが存在します。ダイエットで言う、カロリー収支のバランスと同じです。その中に、反復性の原則というものがあります。これは、「トレーニングは長期間反復してやらないと意味ないですよ」というものです。もちろん、ストレスが減るとかの短期的な効果は一回の運動でも得ることができますが、筋トレで筋肉を大きくしたいとか、パフォーマンスを上げたいとかいうことに関しては、継続が絶対条件です。
しかし、「継続」は思ったほど簡単ではありません。いくらモチベーションが高くても、それをずっと維持することはとても難しいです。「明日から勉強頑張るぞ!」とやる気を出しても、2週間くらいしたらモチベーションが低下していき、勉強のやる気がなくなってしまったという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?
なので、筋トレはモチベーションを頼りにするのではなく、習慣にしてしまうことが大切だと思います。
習慣にするための方法
第1ステップとして、習慣にするまでの方法を紹介したいと思います。「どんな種目をやるか」とか「どんなメニューを組むか」とかはその後でもいいのかなと感じています。続けられないと意味ないですからね。
人それぞれやりやすい方法があるとは思いますが、とりあえず、僕がやってみて効果があったなぁと感じることは
- ジムに行く日を決める
- やる気がなくてもとりあえずジムに行ってみる
- 特定の種目にこだわらない
この3つですね。ひとつづつ紹介していきます。
①ジムに行く日を決める
1週間の中で、ジムに行ける日を決めておく。ということです。
僕の場合は、月・木・土の3日間をジムに行く日と決めていました。あらかじめジムに行く日を決めておくことで、「いつなら行けるかなぁ」と迷うことなく行動に移すことができていました。
半年くらいはこのルーティンで継続していましたが、いつの間にか習慣になっていましたね。あと、友人との予定が入ってしまってジムに行けない!というときに他の日で補填するということはしていませんでした。完璧は求めない感じですね。緩く永くです。
②やる気がなくてもとりあえずジムに行ってみる
とはいえ、人間なのでやる気が出ないときもあります。そんなときには、「行くだけ行くか」という軽い気持ちでジムに足を運んでいました。
勉強するときに、簡単な問題から始めましょうというアドバイスがありますが、あれと同じような感じです。簡単な問題から始めると、特にやる気はなかったけど意外と集中してしまって、気づいたら1時間くらい勉強てしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
実際、ジムに行ってみて、重りを持ち上げていたらなんかやる気が出てくるという感じになっていました(笑)
あとは、僕の場合ジムまで15分くらいかかっていたので「せっかく来たからやっていくか」みたいな状態にもなっていましたね。
③特定の種目にこだわらない
当然、ジムは共用の施設なので、やりたいマシンが空いていないとか、フリーウエイトエリアが空いていないということはよくあります。そんな時に、「この種目じゃないとダメなんだ!」という気持ちで行ってしまうと、満足なトレーニングができないばかりか、何もできなくなる可能性があります。
なので僕は、基本的な動作ができれば別にいいやという気持ちでトレーニングをしていました。
例えば、
- ベンチプレスが空いていないならダンベルプレスかなぁ
- スクワットラックが空いていないならレッグプレスでいいや
- フリーウエイト混んでるなら今日はマシンでやるか
みたいな感じです。また、種目の順番も特に気にしてはいませんでした。やりたい部位の種目ができればいいかなくらいの軽い気持ちで行っていましたね。
まとめ
まずは継続することを第一に、運動を習慣にしてしまいましょう。
一番大きな壁を乗り越えてしまえば、あとは簡単です。少しだけトレーニングメニューを工夫して、しっかりとした栄養を摂れば体は大きくなっていきます。何度も言うようですが、どんなに素晴らしいトレーニングプログラムも、継続できなければまったく意味がありません。
今回ご紹介した方法を参考に、運動を習慣にして、充実した筋トレライフを送っていきましょう!